伊賀市の概要

 当地域は京都・奈良や伊勢を結ぶ、大和街道・伊賀街道・初瀬街道を有し、古来より
都(飛鳥、奈良、京都など)に隣接する地域として、また、交通の要衝として、
江戸時代には藤堂家の城下町や伊勢神宮への参宮者の宿場町として栄えてきました。

 

 このような地理的・歴史的背景から、京・大和文化の影響を強く受けながらも
独自の文化を醸成し、伊賀流忍者や俳聖松尾芭蕉や横光利一のふるさととして、また、
吉田兼好ゆかりの地としても広く知られており、歴史文化の薫る地域となっています。

 

 歴史・文化的な背景を受け、三重県は東海地域に属しているものの、地理的条件や
文化的背景から、 「伊賀は関西」という考え方が古くから定着しています。

 

※ 資料:伊賀市HP 伊賀市の概要

 

 

伊賀市の沿革

 平成10年5月に、伊賀地区の各市町村の議会議員95名による「伊賀市を考える
議員の会」が設立され、市町村合併の研究が進められてきました。平成12年10月には、
同会から各市町村に任意の合併協議会への参加要請がありました。

 

 この要請を受けて、上野市・伊賀町・島ヶ原村・阿山町・大山田村・青山町の
6市町村は、平成13年2月に任意の協議会「伊賀地区市町村合併問題協議会」を設立し、
同年5月には、全国初の合併重点支援地域の指定を受けました。

 

 平成14年6月には、名張市も任意協議会に加入し、伊賀地域全域での
合併協議も進みました。

 

 その後、10月から平成15年1月にかけて住民説明会を開催し、任意協議会での
決定内容や法定協議会の設置に向けての住民の理解を求めました。

 

 ところが、2月に名張市が行った合併の賛否を問う住民投票では、反対が賛成を
上回り法定協議会に参加しないこととなりました。

 

 同年3月には、6市町村議会で法定協議会設立の議案が可決され、4月から
法定協議会「伊賀地区市町村合併協議会」を設立し、新市建設計画の策定及び
合併に関する協議を整えました。平成16年1月に合併協定の調印を経て、
平成16年11月1日に「伊賀市」が誕生したところです。

 

 

参考

旧上野市

明治22年の町村制の実施により、上野町ほか16村となり、昭和16年には
阿山郡上野町・小田村・三田村・城南村・新居村・長田村・花之木村の
1町6村が合併し、人口33,000人余の「上野市」が誕生した。

 

さらに、昭和25年には阿山郡府中村・中瀬村・友生村・名賀郡猪田村を、
昭和30年には阿山郡丸柱村比曽河内(諏訪)・名賀郡依那古村・比自岐村・
花垣村・神戸村を、昭和32年には名賀郡古山村を合併した。 

 

 

旧伊賀町

 明治22年の町村制の施行により、東柘植村、西柘植村、壬生野村となり、
昭和17年には東柘植村が町制をしき柘植町となった。さらに昭和30年には
柘植町に阿山村小杉を編入した。

 

 一方、昭和30年に西柘植村と壬生野村が合併し、春日村となったものの、
昭和34年には柘植町、春日村の1町1村合併により、「伊賀町」が発足となった。

 

 

旧島ヶ原村

 明治22年の町村制施行以来、単独村であった。

 

 

旧阿山町

 明治22年の町村制施行により、河合村、鞆田村、玉瀧村、丸柱村となり、
昭和29年には河合村・玉瀧村が合併し阿拝村となり、同年さらに阿拝村と
鞆田村が合併し、阿山村となった。次いで昭和30年、阿山村と丸柱村の
丸柱・音羽が合併したが、旧鞆田村の小杉を柘植町(旧伊賀町)に分離した。
その後、昭和42年に町制を施行し「阿山町」となった。

 

 

旧大山田村

 明治22年の町村制施行により、山田村、布引村、阿波村となり、昭和30年には
この3村が合併し「大山田村」となった。

 

 

旧青山町

 明治22年の町村制施行により、阿保村、上津村、種生村、矢持村となり、
大正9年には阿保村が町制をしき、阿保町となった。

 

 昭和30年には阿保町、上津村、種生村、矢持村の1町3村が合併し
「青山町」となった。

 

 

 

伊賀市の位置・地勢

 伊賀市は三重県の北西部に位置し、北は滋賀県、西は京都府、奈良県と接しています。
近畿圏、中部圏の2大都市圏の中間に位置し、それぞれ約1時間の距離です。近年では
このような条件から三重・畿央地域として首都機能移転候補地にも挙げられています。

 

 地形は北東部を鈴鹿山系、南西部は大和高原、南東部を布引山系に囲まれた盆地を
形成しており、低地・台地は少なく、丘陵地が多くなっています。このため、限られた
平地や台地を農地や宅地として利用していますが、近年では丘陵地等を開発し、
住宅団地なども形成されています。

 

 また、水系は大阪湾に流れ込む淀川の源流域であり、近畿圏域の水源地となっています。
当地域を取り巻く森林は地域の景観を形成するとともに、水源かん養、水質ろ過等の
公益的機能を発揮しています。このため、自然環境の保全に対して住民の関心が高く、
多くの地域で自然との共生をめざした活動も展開されています。

 

 

 

伊賀市の気候

 当地域の気候は、夏の蒸し暑さと冬の底冷え、朝夕と日中の気温の差など、
寒暖の差が激しい典型的な内陸型気候となっています。また、県内では比較的
降水量が少ない地域でもあります。

 

 

 

伊賀市の面積

 伊賀市は、東西約30㎞、南北約40㎞の縦長で、面積は約558k㎡になります。

 

 土地利用としては森林が全体の約62%を占める一方、農用地が約14%、宅地は
約5%となり、森林などの自然と共生しつつ、限られた土地の有効利用を図ることが
必要となっています。

 

 

 

伊賀市の人口・世帯

 昭和50年頃までは、人口は減少傾向にありましたが、その後、企業の進出や
住宅団地の開発などにより、人口は緩やかに増加しつつあります。近年においては、
経済の低迷や住宅団地への人口流入が落ち着きを見せ始めたことにより、全体として
微増にとどまっています。

 

 特に、住宅団地を抱える地域では、同世代の世帯が急激に流入したため、高齢化も
急激に訪れることが予測されます。なお、北部地域は、昼間人口、夜間人口に大きな差異は
見られませんが、南部地域では大阪方面への通勤・通学者が多く、昼間人口が少なく
なっています。

 

 世帯数については、核家族化や住宅団地への流入等により増加していますが、
1世帯あたりの人員は年々減少の傾向にあります。

 

 ※ 最新の情報は伊賀市ホームページをご覧ください。

 

 

 

 伊賀市(旧上野市)の商工業

 旧上野市の商工業等推移表一覧(平成元年から平成15年まで)

 

 

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