青年部とは

上野商工会議所青年部は、上野商工会議所会員事業所の青年経営者及び後継者が、地域の担い手として自覚し、資質の向上と健全な企業の発展を目指すとともに、豊かで活力のある街づくりに寄与する事を目的としています。

令和7年度事業計画

スローガン

会長所信

　組織の在り方に変革を唱えた前年度、私は現代社会の変化やニーズに柔軟かつ効果的に対応するためには、時代に適合した意義や位置付けを再考する必要があると述べ、組織の原拠である綱領・指針を深く見つめ、その本来の意味を考えながら、現代社会においてどのような価値を提供し、どのような位置付けが求められているかを明確に把握することが重要であると唱えました。時代に応じて組織や活動を柔軟に変え、全国数万の中小企業の灯台として地域経済を循環させ、地域の暮らしを支えるために存在しているのがYEG。今ある1729自治体の内、744の自治体が消滅可能性自治体であり、伊賀市は消滅可能性自治体には分類されなかったが、2050年に若年女性人口が45.9%減るとされ、自然減と社会減の両面において対策が必要との指摘がある今、何が価値として残り、どのような課題に対して取り組むべきかを再定義する必要があり、変革は地域にとっても急務の課題です。
　ですが、果たして伊賀という地域において私達上野YEGは必要とされているでしょうか？今、私達の活動は胸を張って地域未来の糧となり、地域存続のための一助となっていると言えるでしょうか？私はこの組織は少しばかり停滞しすぎているのではないかと考えます。過去を参考にするのは悪いことではないですが、進歩や成長が同じことの繰り返しから生まれることはそう多くありません。
　その中で少なくはあれど、新たな取り組みにも触れてもらった前年度。皆さんの意見を複数回に渡り聞かせていただき、シビアな意見や意外な意見もいただきました。ブロック外の他単会との交流に参加いただいた会員さんの中には新たな発見があった方もいらっしゃるのではないでしょうか。その他にも様々な動きが今のYEG内には存在します。変革の為のピースは揃ったと確信します。今こそ対話を通じて次代が求める活動や組織の在り方を共に生み出すフェーズに移行すべきであると提言します。その対話の相手は単会内だけにとどまる必要はなく、もはや１単会のみで活動すべき時代ではない。また、当該年度の会長だけでガバナンスを決定する事も撤廃し,年度を超えた一貫性のある活動を行うことが必要です。地域の課題を起点として活動をデザインし、次世代へ成果を継ぎ、紡ぎ、繋ぐことが地域課題解決実現への道筋となります。
　スローガンは前年同様ですが「Expand your world（世界を広げよう）」というフレーズは、個人の成長や新しい経験への開かれた態度を奨励する励ましの言葉としてよく使われます。これは、自分の快適な領域を超え、多様性を受け入れ、人生のさまざまな側面や視点を広げるために努力することを意味します。『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』これはダーウィンの言葉ですが彼が生きたのは1802年～1882年。いつの時代も変化は普遍である現れであり、変化のスピードは加速度的に上がっています。現状延長線上に未来はない！！さぁ、あなたの世界を広げよう!!!

A　事業

1. 地域活性化事業（地域事業への積極的な参加、伊賀地域にメリットとなる事業）
2. 会員事業所活性化事業（会員や会員事業所にとってメリットとなる事業）
3. 会員交流・拡充事業（PRの実施・新規会員へのフォローアップ体制の確立）
4. ガバナンス検証（時代に即した組織の枠組みを策定）

Ｂ　重点項目

　１．事業計画・重点項目を意識した例会や事業の開催
　２．既存会員の各事業への出席率向上（皆出席率＜スリープメンバーの減少）へ向けた環境整備
　３．日本YEG、東海ブロック、三重県連の事業の利活用促進
　４．役員会形式の標準化、企画書フォーマットの統一化
　５．会員の入会～定着までの会員間の関係構築を含めたプラットフォームの確立
　６．上野YEGの組織の理念、意思決定や運営の枠組み、管理体制の検証・再構築
　７ ．他単会・親会・OB会・行政等諸団体との交流・意見交換

C　例会

（原則として毎月第2水曜日　午後8時から）

D　役員会

E　その他

　1．未来創生委員会を組織する
　2．会員拡大PR委員会を組織する
　3．花火大会実行委員会を組織する
　4．三重県連出向委員会を組織する
　5．エンジェルタッチ（AT）の利用率向上
　6．クラブ活動の活発化
　7．委員会のペーパーレス化の推進